皆様、いかがお過ごしでしょうか?
長い間、ブログの更新をお休みしておりました。💤
1月21日から、その後のParisに行って来ました〜
事件後は、街並みも閑散としていたと聞いていましたが、
少しずつ以前のような活気を取り戻そうとしている気配…
知り合いに会っての開口イチバンは「大丈夫?」と、云う言葉。
別れる時は、「気を付けて!」と、云う言葉。
「以前からParisは、危険だったよ。」と、Londonから来ている知り合い
が云う。私達は、Parisが危険と感じた事が無かった。
いつもの街並みを歩きながら、以前とは違うケアが必要と感じる。
再度、悲惨な事が起きない事を願うばかり。。。
話しは、変わり昨年9月のアズディン アライア展に続き
ガリエラ宮 モード博物館で11/07〜展示されている
「la Mode retrouvée」見出されたモード展の紹介です。
19世紀末〜20世紀初頭にかけて、Parisの社交界に華々しく君臨
したグレフュール伯爵夫人のワードローブが展示されていると
Paris在住の友人から聞きつけ、出かけてみた。
この後、向かい側のパリ市近代美術館で開催されていた
Warhol Unlimited展は、長蛇の列で断念。。。でした。
コート、部屋着、アクセサリー、手袋、シューズ、バックに至るまで
の多くのアイテムと直筆の手紙などの展示もありました。必見は、1930年代のランバン、ニナ リッチの衣装など…多数。
刺繍、黒のコットンチュールが美しい外套。保存状態が良いのが伺える。
近くで目を凝らして汚れや傷を見つけようとしてもゼロ…
全てがパーフェクトな状態。
シノワズリの影響を受けたワードローブも多い。
17世紀半ばからヨーロッパで流行ったものの、この時期に
再燃したものだろうと思われる。この頃の刺繍や柄は、ドリスバン ノッテンなど
多くのデザイナーにも影響を与えているのが伺える。
驚きのランバン作(1936年)のコート。今現在でも着られるデザイン。
やはり、多くのデザイナーが影響を受けている事がわかる。
ドレスは、ニナ リッチ作(1937年)オーストリッチの羽根を贅沢に施したもの。
溜め息ものの1点。
シューズもシルク素材の物が多い。
どれもこれも保存状態抜群‼️
モードの歴史を観続けられる環境に感謝です。
3/20までに、Parisを訪れる方お勧めですよ〜