パリ在住の友人Akemi Moreauxさんから、パリの素敵な日常の風景が届きました。
皆さん、お元気でしょうか?
Parisは此の所、真夏を思わせる陽射しの日々です。こんな季節は暢んびりと公園で過ごすのに最適!
と言うわけで今回は「Jardin du Luxembourg 」皆さんとリュクサンブール公園を散歩したいと思います。
リュクサンブール公園はイタリアのメディチ家からフランス国王アンリ4世に嫁ぎ、
ルイ13世の母であるマリー ・ド ・メディシスが1612年にリュクサンブール宮殿のお庭として造園されました。
パリの中心部6区にありますが、23ヘクタールの公園内にはテニスコート、
子供の遊び場、子供用ポニー乗り場…更に「Musée Luxembourg 」美術館も併設されていて、
いろんな過ごし方が出来るパリ市民の憩いの場です。
公園の中から見たリュクサンブール宮殿、現在フランス政府 元老院(上院 )sénat の会議場として使われています。
そして大きな噴水の周りには沢山の椅子…好きな様に動かして日向ボッコやおしゃべり…
これは「La fontaine de Marie de Médicis 」メディシスの泉、名前の如くイタリア様式…
アンリ4世の死後、彼女が故郷のフィレンツェを偲んで創らせたと言われています。
この泉の両側に椅子があって読書をするのにとても落ち着く場所です。
とても手入れの行き届いた芝生や木々、少しづゝ色合いの違う緑を眺めるだけで気持ちが和んで来ます…
街の喧騒から離れて一息つく贅沢なひと時。
広い公園のなかには、沢山の彫刻、噴水などがフランス様式のお庭に点在していて、
季節によってお花の種類彩りが変わり私たちの目を楽しませてくれます。
開園時間は夏時間最長が7時30分~21時30分まで、冬時間最短が8時15分~16時30分、
日没の時間に依って時間が変わって行きます。
現在は21時30分まで開園しているので、多くのパリ市民は夕食ピクニックをしに来たり……と様々。
ふと、自分の時間を取り戻せる憩いの場所「Jardin du Luxembourg 」
Akemi Nakayama Moreaux