皆さんお元気でしょうか?
7月から8月にかけて多くのパリ市民は夏のバカンスへ出かけます。
個人差はありますが、だいたい二週間から三週間…その間パリはひっそりとして静かです。
今回は、日常生活に欠かせない公共交通機関「bus」バス🚌 のお話し…
10年以上前からパリ市はマイカーを減らして、大気汚染の改善を目標にバス路線の大きく充実、
渋滞に対応するバス専用レーン・ 深夜バスなどとにかく便利!急いで時間のない時はメトロに走りますが、
ゆっくりと景色を眺めるながらバスに揺られるのもいいものです。
2年ほど前に新しくなったバス停には、
待ち時間を知らせるこんな掲示版があって「80番 18区 区役所行きバスは1分後」と知らせてくれています。
バスの料金はメトロと共通の切符、もちろんバスの運転手さんから購入することも出来ますが2ユーロと少し割高な上、
乗り換えも出来ません…メトロと共通の切符であれば30分以内に別のバスに乗り継ぎ一回のみOK、
ちなみに「passe NAVIGO」という定期券の様なシステムがあってバス、メトロ、郊外線RERに利用できます。
こちらは、バスの路線図と運行時間・とにかく一方通行が多く往復の路線が違うのでチェックしておくと慌てずにすみます!
其の外に日曜・祭日は運行しないバスなどもあるので要注意です。
このバスは二両連結、利用者が多い路線で活躍する強者!
もしパリに来られた際は、バスを利用してゆっくり時間を気にせずにぼんやりとパリの街並みを眺めたり、
パリ市民の生活を少し感じてみるのもメトロにはない楽しみ…
思いがけないお店の発見や季節の移り変わりを目にする事ができる109路線がパリ市内を網羅する「bus」です!
次回は、ノルマンディの田舎を皆さんにお届けします。
Akemi Nakayama Moreaux