GWもそろそろ始まりますね〜
皆様は、どんな計画を立てられてるのでしょうか?
Paris在住の友人からブログが届きました。
Parisならではの特別なイベント…素敵な時間の過ごし方が垣間みる事ができます。
皆さん、こんにちは!
4月のパリは、まだまだコートが離せません…今回は「Balenciaga l’œuvre au noir」
バレンシアガ 黒の作品…彼がデザインした60年代のドレス、帽子など黒だけの展覧会です。
Cristobal Balenciaga ( クリストバル バレンシアガ) は1895年スペイン生まれのデザイナー、
12歳から洋裁の見習いを始め1937年にオートクチュールのメゾン「バレンシアガ」を設立、
1968年に引退するまで製作の傍らファッションデザインの授業を受け持ち、
教え子にはジバンシイ、クレージュ、カルダン、オスカー デ ラレンタなど多くのデザイナーがいて、
ココ・シャネルは彼を「全てを一人でこなせる唯一のクチュリエ」と評価したと言われています。
今回の展示会場は「Musée Bourdelle」モンパルナスの近く、
彫刻家Bourdelleのアトリエだった建物が美術館になっています
…こじんまりとしたお庭には白いリラの花が咲き始めていました。
展示会場には 様々な60年代のドレス…本当に近くで素材感や分量感を感じることができるひと時…
50年の時の流れの中に揺るぎのないエレガンスを彷彿とさせ、
今もなお彼の作品に影響を受けている多くのクチュリエがいることでしょう…
彫刻とドレス…「Mode」を「Art」として支えるフランス文化、そこに心地の良い軽やかさと歴史の厚みを感じます。
アトリエだった美術館には彫刻が置かれた中庭があり、一休みしてもう一度ドレスを見に戻ってみたり…
それぞれのペースで時間を過ごす「Balenciaga, l’œuvre au noir」モードの中心 Paris ならではの展覧会です!
Akemi Nakayama Moreaux